オバマ氏訪日が終わって

オバマ氏の広島訪問が終わった。

私としては感激した。歴史的に戦争当事国同士の和解は、時間でのみ解決できるのかと思っていた。中、韓とは70年経ったけどまともな和解に達していない。

アメリカ側の世論としては、”謝るようなことはして欲しくない”との条件があったようだ。ただ、事実としては、アメリカはドイツに対する核爆弾の開発・製造の優位性を見せつけるべく、どこかへの投下を強く望んでいたことは確実だ。そこで、ソ連参戦で負けを受け入れて反撃能力のなくなった日本へ、かつ都市に投下したのだ。どのような言い訳も空しい。

今回、米の日本に対する謝罪が無かったことは其れで良い。

ただ社会学者たちとして、米は大戦後のベトナム、日本、北朝鮮、アフガン、イラクとの戦争を行ってきたが、それぞれ何を間違ったのか(あるいは間違ってなかったのか)の歴史の総点検を行い世界に発表すべきだろう。それ無くして、どのように核の無い世界を実現できるだろうか!

ちょっと、話は飛ぶが、オバマ氏の訪問があった、”原爆資料館”。訪れた人へのインタビューをいろいろ聞くが、かなりの衝撃を受けるようだ。

そこで提案だが、東京に”原爆資料館(別館)”を作って欲しい。一つ二つの美術館をつぶしてでも(どこぞの都知事は悲しみかも知らんが)”原爆資料館”を東京に作って欲しい!