被害と加害

この8月、広島・長崎・敗戦でテレビも書籍も大賑わい。安保法制も忘れるぐらいだ!

ただ、違和感を感ずるのは圧倒的に、被害者としての体験、悲惨さ、の記事・番組が多かった。しかし中・韓・アジアから見れば日本は圧倒的に加害者とし戦争を遂行した国として見えるだろう。被害の事実を語り継ぐことは、平和憲法9条をもつ国民として、再びの戦争を起こさないために絶対に必要である。日本は戦時中確かに韓国やインドネシアなどでその国にとって有益な施策も行っている。しかし加害の意識の希薄さが、必要以上に中・韓・北朝の脅威を強く感じているのではないだろうか?例えが悪いが、昔のいじめられっ子の反撃を恐れるいじめっ子の心境か。南シナ海での中国の埋め立て工事についても、国際社会(日本、ベトナム、フィリピン、[米])が反発しているが、反応しすぎだ!軍部がちょっと土木工事をしている程度だ。もっと建設的な協議をすべきだ。